-
- 1970年6月28日
- 創立記念日
-
- 2001年
- 会員数72名
-
- 2018年6月
- 福岡ブロック大会 筑後大会(1,000人規模)
-
- 2018年
- 九州地区福岡ブロック協議会(石橋洋明 会長)
青年会議所とは
Message
基本方針
筑後青年会議所は、以下の方針のもと活動します。
はじめに
1970年に先輩方の熱い想いで明るい豊かな社会の実現を目指し設立された一般社団法人筑後青年会議所は、53年もの歳月を経てもなお、その想いが継承され続けています。時代の流れにより求められるものは違えど、その根底にあるものは変わらずに守り続けられてきました。今年度もその想いを継承しつつ、まちのため・人のために何ができるのか、我々に何が求めらているのか、その時代に合った運動や活動を展開し新たな手法を模索し続け、試行錯誤しながらも更によりよい社会の実現を目指して取り組んでいかなければなりません。
新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置付けが2類相当から5類へと変わり、今までの日常生活も戻りつつあります。今まで我々が行ってきた青年会議所の活動や運動も画面を通してのやり取りから、再び直接的なコミュニケーションが取れる参加型が多くなってきました。しかし、今までの2年半という長い期間をもう一度取り戻すには時間を要します。
来年には55周年も控えており、記念すべき日を盛大に迎える為にはメンバーそれぞれの更なる成長と結束が必要不可欠です。この1年を更なる成長のための1年と位置付け、周年に向けた事業の計画、通年事業の企画・立案等、様々なことにトライしながら、JC活動に全力で取り組んでまいります。
会員拡大
今年度も前年度に引き続き会員拡大に向けた取り組みを行っていかなければなりません。福岡県は全国に比べて会員の減少の割合は少ないですが、当青年会議所における会員数の減少傾向は顕著であり、卒業生の人数が新入会員数を上回る状況で、今後もその傾向は続いていくと推察されます。そのため、我々の発信する運動に賛同して頂ける仲間の獲得が当青年会議所の喫緊の課題です。
JC運動の根幹は人です。我々の運動を進化させるためには、自分の意見だけではなくお互いの価値観をぶつけ合い議論することでよりよい運動の発信に繋がります。メンバー全員で会員拡大を目指し、多くの仲間を迎え入れ、ともに活動する楽しさを共有し、団体を存続かつ更に魅力ある団体にしていくためにも、より多くのメンバーを獲得できるよう努めてまいります。
まちづくり
私たちの住む筑後市はJRや九州新幹線、八女ICなど多くの恵まれたインフラや田畑が広がるのどかな風景や広域公園などがあり、多くの可能性を秘めたまだまだ発展の余地のある地域ですが、筑後市の総人口はここ数年4万8千人から7千人を推移しています。2035年の人口予測では4万5千人に減少するとの試算も出ており、人口増加のためのまちづくりが急務です。いろいろな人に筑後市の魅力を知って頂き、住みやすいまちづくりにしていく為には、官民連携による筑後市のまちづくりが必要です。官民が連動してまちづくりを行い、情報の共有、連携を強化することにより様々な魅力を発信できます。
筑後青年会議所が魅力ある運動を展開することで筑後市のブランド力や認知度を高め、多くの人が筑後市に関心を持ち、さらによりよい筑後市になると考えます。
青少年育成
今を生きる子供たちは、科学技術の発展やグローバル化による激しい社会の変化に適応していかなければなりません。文部科学省では新しい学習指導要領による「生きる力」の育成を強化していかなければならないとあります。学びに向かう力、人間性、知識や技能、思考力、判断力、表現力の育成などが必要だとされています。このような「生きる力」を育成するためにアクティブ・ラーニングが重視されています。当青年会議所でもこの手法を活用した事業を構築し、小・中・高生へ向けた今を生きる未来ある子供たちへの一助とします。
結びに
私は青年会議所に入会して様々なことにトライしてきました。そのなかで大切にしていることは、『とにかくやってみよう』という気持ちです。誰にでも失敗はあります。しかし、失敗を恐れて何も行動しなければ個人の成長はありません。周りから見れば失敗にみえることも一所懸命にやれば、自分自身に残るものが必ずあるはずです。その経験を乗り越えた先に苦しい時にも支えてくれる仲間が、認め合える仲間が出来ます。それは後に自分の大きな財産となります。今年度もメンバーと積極的にコミュニケーションを図りながら、一生付き合っていくことのできるような関係性を築いていきたいと考えます。
今年度は理事長としてトライします。理事長としての職務を全うし、メンバーにも支えて頂きながら今年度を駆け抜けていきます。
History
私たちの活動
筑後青年会議所では主に例会・式典の開催と、事業の開発・運営をしています。
例会・式典の開催
筑後青年会議所では月1回例会を開催しています。
例会とは、青年会議所としての方向性を会員全員で共有するとともに、会員それぞれの知見を広げたり、会員同士の親睦を深めたりするための場です。そこで、筑後青年会議所では各例会においてまずセレモニーや理事長挨拶を実施することで会員全員の意識統一を図っています。また、会員らによるプレゼンテーションや、外部講師を招いての講演会など会員の学びの機会も創出してきました。さらに、各例会を開催するにあたり担当会員が数か月かけて計画、準備し、当日には会場を設営、その後の効果検証までしています。この一連のプロセスは、担当会員にとって自らの事業にも生きるトレーニングとなる体験です。
事業の開発・運営
筑後青年会議所では年2~3回事業を企画しています。
事業とは、青年会議所が地域の発展に寄与するべく企画している催しです。地域の人々がこれまで経験したことがない新しい体験活動を提供することで、地域の人々の学びとなったり、その先の行動変容のきっかけづくりをしたりしています。これまで筑後青年会議所では、地域の人々に地元の隠れた魅力を再認識していただくワークショップや、未来を担う子どもたちに何かに挑戦することの楽しさ・喜びを伝えるイベントを開催してきました。中には、筑後の発展につながる非常に意義がある活動として地域の人々からも高く評価していただき、青年会議所のOB・OGを中心に今もなお継続されているものもあります。