青年会議所とは

Message

青年会議所

一般社団法人 筑後青年会議所

第55代理事長野田 朋史

先輩方の志を受け継ぎ
筑後の発展に尽くします

本年度、筑後青年会議所はメンバー一同切磋琢磨し、人と人とが触れ合うことで生まれてくるアイデアや気づきを大切にし、新たな価値観を見出すことでより良い筑後市を想像してまいります。

基本方針

筑後青年会議所は、以下の方針のもと活動します。

はじめに

1970年、筑後JCは全国454番目のLOMとして創設され、現在まで54年という月日を止まることなく筑後市の歴史と共に歩んでまいりました。創立から今日まで社会状況や地域課題は大きく変化を遂げていますが、青年としての英知と勇気と情熱をもって「我々の力でこのまちをもっと良くしていこう」という創始の精神はしっかりと受け継がれています。私たちが今こうして活動できるのも先輩方がこれまで歴史を紡いでこられたおかげであり、まさにこの精神が脈々と受け継がれているからだと考えます。これまで筑後JCを率いてこられた先輩方、そして関わっていただいたすべての皆様へ感謝をもって新たな時代に向けて邁進します。そして、地域のために何ができるのか未来に向けてどういう組織になっていけばよいのかを見つめ直し、地域の方々との連携、協力をはかりながら力強い筑後JCとなり、より魅力的な筑後市へと発展させて参ります。

拡大を通じて力強い組織へ

会員拡大は、青年会議所の運動そのものであると言えます。私たちの理念に共感し会員として筑後市の未来を語れる同志を迎えることは、私たちの運動の幅を更に広げ、明るい豊かな社会の実現に近づくものとなります。しかし、40歳で卒業という制約があるなかで会員の減少傾向である筑後JCを存続させていくためには、会員拡大は必須であり最重要課題です。拡大を成功させるためには、とにかく行動を起こす事が重要だと考えます。メンバー一人ひとりが当事者意識をもって全員で拡大に取り組むために、数字にこだわり情報共有を活発にすることでLOM内に拡大の輪を広げ、全力で会員拡大を行います。新しい風を迎え入れ未来の筑後JCの礎を創っていきましょう。

愛される筑後へ。心重ねるまちづくりへの挑戦

まちづくりと聞くと道路や公園、建物といったハード面の整備、地域活性化を思い浮かべます。筑後市はJR鹿児島本線、九州新幹線、筑後広域公園、九州芸文館、ホークスベースボールパーク筑後などのインフラ整備や施設設備が整っており多くの可能性を秘めた地域です。まちづくりとは「誰もがまちを愛し、自分のまちに来てほしい」と思ってもらうことではないでしょうか。それを具現化するためには「人」と「まちの魅力」を繋いでいくことが重要だと考えます。人と結びついた場所の魅力は、地域活動に参画することで見えやすくなります。本年度まちづくり事業では恵まれた環境を活かし、かつ市民参加型の事業を開催します。このまちの魅力を今以上に感じてもらうことで市民の皆様に郷土愛を育んでもらい、地域の魅力が明るい未来へとつながっていくと確信しています。

青少年未来LABO ~ジモト愛プロジェクト for CHIKUGO~

人口減少は、日本の多くの地方都市で深刻な問題となっています。特に若年層の都市部への流出が続いており、これが地方の過疎化を加速させている原因の一つです。幸いにも筑後市の人口は近年横ばいですが、現状維持にとどまらず若ものたちにもっとジモトを愛してもらい、このまちに住み続けたいと思ってもらえる必要があります。このまちで生まれ育つ子どもたちは、未来を創る人財であり、地域の宝です。私たちはそんな子どもたちの笑顔を守り続けるとともに、住み暮らす故郷を大切に思う心を育んでいく責任があるのではないのでしょうか。だからこそこのまちが子どもたちにとって誇れる故郷になるためにも子どもたちに地域の魅力に触れる機会を提供し、子どもたちが将来「筑後で働きたい」「筑後に住みたい」というジモト愛を抱いてもらうことを目的とした事業を構築して参ります。

時代に即した広報戦略

筑後JCは地域の未来のために運動を展開しているにも関わらず、その知名度は決して高いとは言えません。今後も地域の方々を巻き込み、より良い運動を展開していくためにも、筑後JCがどのような団体でどのような活動をしている組織なのかを、多くの市民に知っていただく必要があります。その上でただ運動を展開していくだけではなく時代に即した手法で地域の多種多様なジャンルの人の目に留まり見入ってしまうような広報活動を展開していきます。また、筑後JCの知名度を高めるだけではなく、より多くの方々に地域に対する愛着や誇りを持ってもらえるよう様々な魅力を発信していきます。

創立55周年

筑後JCは本年度で55周年を迎えます。6月には55周年記念式典を開催し、新たな中期ビジョンを発表いたします。これにより、私たち自身が今後どのように活動すべきかを再確認し、筑後JCの未来や存在意義を皆様に知っていただきたいと考えています。現役メンバーとして、これまで先輩方が築いてこられた足跡に対して深い尊敬の念を抱いており私たちの大きな励みとなっています。明るく豊かな社会の実現を目指し、熱い志を持って様々な地域課題に取り組んできた先輩方の功績は、現在の筑後JCの礎です。歴史は新しい時代への道しるべとなり、新たな未来へのビジョン形成に繋がります。私たちは、筑後JCの未来を創造し、過去から学びを胸に抱きながら、未来に向かって進み続けます。

結びに

私は2015年に筑後JCの門を叩き、数えきれない経験をさせていただきました。入会間もない頃は、新しい環境に慣れるのに必死でしたが、少しずつメンバーとの関わりが深くなるにつれて、JCという団体に同じ志をもつメンバーが多くいることに気づき私のなかでいつしか、その関係は「知人」から「友人」になり「仲間」へと変わりました。そして一緒に活動をすることで「ただの仲間」から「一生の仲間」へと変化していきました。その「一生の仲間」と共に記念すべき55年目の筑後JCを確立し、理事長として先頭に立って真摯に向き合って参ります。脈々と受け継がれてきた先輩方の想いを紡ぎ、JAYCEEとして今を生きる私たちが目の前にある困難に挑み、新しい変化を重ねていくことで筑後市と筑後JCの希望に満ちた未来をつくれることを確信しております。

History

  • 1970年6月28日
    創立記念日
  • 2001年
    会員数72名
  • 2018年6月
    福岡ブロック大会 筑後大会(1,000人規模)
  • 2018年
    九州地区福岡ブロック協議会(石橋洋明 会長)

私たちの活動

筑後青年会議所では主に例会・式典の開催と、事業の開発・運営をしています。

例会・式典の開催

筑後青年会議所では月1回例会を開催しています。

例会とは、青年会議所としての方向性を会員全員で共有するとともに、会員それぞれの知見を広げたり、会員同士の親睦を深めたりするための場です。そこで、筑後青年会議所では各例会においてまずセレモニーや理事長挨拶を実施することで会員全員の意識統一を図っています。また、会員らによるプレゼンテーションや、外部講師を招いての講演会など会員の学びの機会も創出してきました。さらに、各例会を開催するにあたり担当会員が数か月かけて計画、準備し、当日には会場を設営、その後の効果検証までしています。この一連のプロセスは、担当会員にとって自らの事業にも生きるトレーニングとなる体験です。

事業の開発・運営

筑後青年会議所では年2~3回事業を企画しています。

事業とは、青年会議所が地域の発展に寄与するべく企画している催しです。地域の人々がこれまで経験したことがない新しい体験活動を提供することで、地域の人々の学びとなったり、その先の行動変容のきっかけづくりをしたりしています。これまで筑後青年会議所では、地域の人々に地元の隠れた魅力を再認識していただくワークショップや、未来を担う子どもたちに何かに挑戦することの楽しさ・喜びを伝えるイベントを開催してきました。中には、筑後の発展につながる非常に意義がある活動として地域の人々からも高く評価していただき、青年会議所のOB・OGを中心に今もなお継続されているものもあります。