青年会議所とは

Message

青年会議所

一般社団法人 筑後青年会議所

第53代理事長末吉 良樹

先輩方の志を受け継ぎ
筑後の発展に尽くします

本年度、筑後青年会議所はメンバー一同切磋琢磨し、人と人とが触れ合うことで生まれてくるアイデアや気づきを大切にし、新たな価値観を見出すことでより良い筑後市を想像してまいります。

基本方針

筑後青年会議所は、以下の方針のもと活動します。

はじめに

「青年会議所は、青年が社会により良い変化をもたらすための発展と成長の機会を提供する」という使命感の下、2023年度一般社団法人筑後青年会議所は、我々が住む筑後市にとってより良い変化をもたらすために、戦略を立て、地域に発信し、メンバー一人ひとりが切磋琢磨し率先して行動し、地域の方々と手を取り合い、明るい豊かな持続可能な筑後を創造する必要があります。

1970年6月28日、筑後青年会議所は、スポンサーJCである八女青年会議所のご協力と志を高くもった先輩方の下、全国で454番目の青年会議所として発足されました。それから52年間という長い年月のなか、先輩方がその時代に即したまちづくり事業や青少年事業を通し、利他の精神をもったメンバーとつながりあった地域の方々のご協力で、筑後市の発展のために寄与されてきました。

そして、2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症によるパンデミックによって、今までの日常生活が消え去り、社会の様相は一変しました。青年会議所の会議や例会や事業の開催については、新型コロナウイルス感染症の感染防止を努めることはもちろんなことではありますが、常にリアル開催を目指し、人と人が触れ合うことで生まれてくるアイデアや何気もない会話から生まれる気づきというものを大切にしていき、メンバー一人ひとりの成長へつなげていきます。そして、先輩方から受け継いだ志を高く持ち、この地域に共に生きる行政や他団体と協力することで、明るい豊かな社会の実現に向けて全力でJC運動を邁進してまいります。

会員拡大

全国的に青年会議所の会員数が減少傾向にあり、当LOMも同じく減少傾向にあります。会員数の減少においては様々な理由がありますが、会員数が減少すると我々が展開する運動の力が衰退してしまいます。私が筑後青年会議所に入会し展開される例会や事業の中で、一番得たものがメンバーとの出会いと考えます。会員拡大において、入会されるメンバーには、仲間とともに活動するやりがいと楽しさを体験する機会を提供し、メンバーを受け入れる私たちはJAYCEEとしての在り方を見つめ直し、地域に必要とされる団体であることが重要だと考えます。地域のために、我々の存続のために、メンバー全員全力で共に成長できる同志を一人でも多く獲得できるよう努めます。

まちづくり

筑後市は代々受け継がれてきた歴史と豊かな文化があり、次世代に紡ぐためにも街への興味、愛着、誇りをもち、子どもから大人までの人と人つながりを創造することが重要です。

筑後青年会議所は、地域のために率先して行動する団体です。この地域に何が求められているのか、何が必要であるのか、メンバー一人ひとりが模索し、その情報をメンバー全員で共有し、計画し、実行することです。まずは、地域を深く知りたいと関心を寄せ、地域を良くしたいという想いが大切です。それから、地域の現状を把握し、我々青年にしかできない地域課題に果敢に挑戦することが筑後青年会議所ブランドに繋がると考えます。

青少年未来LABO

子は宝といいますが、筑後市の未来を創るのは、今生きる子ども達です。その子ども達を取り巻く環境が大きく変化しており、新型コロナウイルス感染症の蔓延での運動不足やスマートフォン、SNSの普及による直接会ってのコミュニケーション不足が懸念されています。子ども達が社会の変化に対応するために、未来を切り拓く挑戦の心が必要です。そのためには、「自分で判断し、責任持って行動する力」を身につけなければなりません。また、今も昔もかわらず「人は一人では生きられない」人と人とのつながりが必要なことを知ることも重要です。多様性が溢れる社会の中で子ども達が個性を発揮できるために、何事も挑戦する心を育む事業を展開します。

結びに

私たちがJC運動を行う上で、忘れたらいけないものが感謝の気持ちです。私たちが会議、例会、事業等を参加できるのは、家族や従業員、様々な人達がいてくれるからです。常日頃から、感謝の言葉を伝えていきたいと思います。

本年度のスローガンは「全力投球」~自分の限界を超えていけ~とし、全員会員拡大、青少年事業、まちづくり事業、組織ガバナンス強化をメンバー一人ひとり探求し、新たな価値を見いだしていきます。志を高く持ち、同じ目的に向けて計画し、助け合うことで、不可能を可能とし、成功に導きます。2023年の理事長職を全身全霊全うすることを誓いまして、より一層魅力ある明るい豊かな持続可能な筑後市になることを創造します。

History

  • 1970年6月28日
    創立記念日
  • 2001年
    会員数72名
  • 2018年6月
    福岡ブロック大会 筑後大会(1,000人規模)
  • 2018年
    九州地区福岡ブロック協議会(石橋洋明 会長)

私たちの活動

筑後青年会議所では主に例会・式典の開催と、事業の開発・運営をしています。

例会・式典の開催

筑後青年会議所では月1回例会を開催しています。

例会とは、青年会議所としての方向性を会員全員で共有するとともに、会員それぞれの知見を広げたり、会員同士の親睦を深めたりするための場です。そこで、筑後青年会議所では各例会においてまずセレモニーや理事長挨拶を実施することで会員全員の意識統一を図っています。また、会員らによるプレゼンテーションや、外部講師を招いての講演会など会員の学びの機会も創出してきました。さらに、各例会を開催するにあたり担当会員が数か月かけて計画、準備し、当日には会場を設営、その後の効果検証までしています。この一連のプロセスは、担当会員にとって自らの事業にも生きるトレーニングとなる体験です。

事業の開発・運営

筑後青年会議所では年2~3回事業を企画しています。

事業とは、青年会議所が地域の発展に寄与するべく企画している催しです。地域の人々がこれまで経験したことがない新しい体験活動を提供することで、地域の人々の学びとなったり、その先の行動変容のきっかけづくりをしたりしています。これまで筑後青年会議所では、地域の人々に地元の隠れた魅力を再認識していただくワークショップや、未来を担う子どもたちに何かに挑戦することの楽しさ・喜びを伝えるイベントを開催してきました。中には、筑後の発展につながる非常に意義がある活動として地域の人々からも高く評価していただき、青年会議所のOB・OGを中心に今もなお継続されているものもあります。